思考の整理箱

何かしらの経験を得たうえで考えたことをツラツラと書いています。とても理屈っぽいです。言うことが二転三転することがあるかもしれませんがご容赦ください。

「ボランティア論」再考

 本日は、正しくタイトル通りのお話をしたいと思います。「ボランティアを再び考えてみよう!!」というお話です。
 ですが、ここでお気づきになる方がいるかもしれませんが、このBLOGの中で過去にボランティアについて語っている投稿は一つもありません。それなのになぜ?いきなり《再》考なのでしょうか。

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生き急いでなんかいない!!

 本日は,少し前にとある先輩方と御飯に行かせてもらった時に言われたことに対する反論と解説をしてみたいと思います。
 その先輩に「君は,生き急いでいる。忙しすぎんねん。もう少し,ゆっくりせなあかんで。」と言われました。なるほど。確かに俯瞰的に自分のこの半年間を見直してみますと「生き急いでる感」はあるかもしれません。しかし,私としては実は全然そんなことがないというのもまた事実なのです。なぜでしょうか。

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「It's All Right.」って最高じゃね?

 今日はこの半年間大変お世話になった方の追いコンでございました。その人は他大学の4回生でありながら大変親しくさせていただいたので,こちらとしてはもうこれはこれは頭が上がりません。まず,ここに感謝の意を表します。本当にありがとうございました。この人との出会いは僕の中ではとても意味深いものでありまして,今日の追いコンでもその人宛のメッセージにも同じことを言い,書かせてもらいました。ここにも,少し書かせていただきますと,私は京都に来てから,半年間とても突っ走っていました(もちろん今もです。)。特に夏休みはその名を返上するかの如くはたらきまくっていました。学習支援が週に4回で,バイトは週に5回。ほぼ朝4時起きという生活を送っていました。その夏休みにその方と学習支援の繫がりで会って,その日の帰りの電車を待つホームで自分の今の思いをなりふり構わず語ったら一言僕に「大丈夫だよ」と言ってくれたのです。それは京都に来て初めて先輩から言われた「大丈夫だよ」だったので,その一言にどこか安心できた記憶があります。その時以来,その人には大変失礼なことも覚悟で色々言いたい放題言わせていただきました。本当に感謝してもしきれません。その度に僕に一言「大丈夫だよ」と言っていただきました。もしかしたら,僕の話が面倒くさかっただけかもしれませんが。さて,ここからが本日の本題です。熱が冷めないうちに語っておきましょう。

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組織における「代替可能性」と「代替不可能性」

 

 本日は,先日とある先輩と話していて気づいたことを文章にしたいと思います。この半年間,僕は2つの組織に所属していました。2つとも立ち上げと同時に参画させてもらい初期メンバーとして未だに参画させていただいています。大変ありがたいことです。両方とも学習支援のボランティアのですが,この2つの組織には大きな違いがあります。それは,新規立ち上げ時に母団体がいたかいなかったです。簡単に言えば,組織としての枠組み(運営の仕方など)をある程度最初から与えられていたかいなかったかという違いです。運営をしてみるとわかりますが,これは本当に大きな違いです。この違いによって生じるさらなる違いというのはその組織の「持続率」とでもいいましょうか。すなわち,今後どれくらいその組織が続くかということです。もちろん今後何が起こるか分からないので,実際には何十年経ってみないと分かりませんが,現状としての実感としては全く違います。前者の方が(枠組みを与えられていた方が)圧倒的に実感としての「持続率」が大きい。これは当たり前と言えば当たり前なのですが,私にとっては大きな発見でした。今日,私が書きたいことはこの「持続率」と関連しています。というのも,組織を10年,20年さらには「半永久的」に持続可能なものにさせたいのであれば「組織の人員」は誰しもが「代替可能な存在」でなければなりません。さて,ここからが今日の本題です。

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